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RECYCLE

RECYCLE

環境事業

都市型セメント工場が担う役割
“サーキュラーエコノミー”の先駆者として

首都圏に位置する京浜地区では公共民間問わず大量の産業廃棄物が発生します。
当社では1970年代頃から産業廃棄物の再資源化に取り組んできました。現在では年間50万トンを超える産業廃棄物・副産物を原燃料の代替としてリサイクルしています。合わせて、環境負荷を低減するため、天然資源の利用抑制と地球温暖化ガスの抑制にも努めています。
また、CO2排出の大きな原因として、天然資源である石灰石(原料)と石炭(燃料)があげられますが、天然資源を産業廃棄物・副産物に代替することによりCO2の排出を抑制しています。
将来的にはカーボンニュートラルセメント工場として生まれ変わるための準備を進めています。

環境事業のサービス

お客様のニーズに合わせた
処分方法をご提案
産業廃棄物14品目のリサイクルが可能でお客様の排出状況に合わせた処理を行えます。
また、お客様の排出工程を確認することで、有効利用に関する工程見直し等のご提案も可能です。
処理困難廃棄物への対応
著作権が伴う可燃性産業廃棄物(キャラクターグッズ、書類等)を梱包状態のまま焼却処分し滅却することができます。
さらに原燃料としても有効利用されます。
環境を配慮した収集運搬のご提案
効率的かつ経済的な収集運搬はCO2の抑制にも効果があるため、
船舶やトレーラー等の効率的な収集運搬をご提案します。
DC環境サービス
関係会社の株式会社DC環境サービスでは、9品目の産業廃棄物を有効利用し、
コンクリートブロックや路盤材を製造・販売する事業を行っています。

デイ・シイの特徴

なぜ、セメント工場で
リサイクルが可能なのか?
有害物質を出さない技術
焼成温度が約1,450℃と高温であるため、ダイオキシンなどの有害化合物は
キルン内で分解、無害化されます。
天然資源を抑制する技術
セメントの主成分はCaO、SiO2、Al2O3、Fe2O3であり、
産業廃棄物にも同様の化学成分が含まれているため、
使用量をコントロールすることにより天然資源の代替として利用することが可能です。
一方、可燃性廃棄物は化石エネルギーの代替として活用され、
さらに燃え殻はセメント原料として取り込まれるため、二次廃棄物が発生しません。

産業廃棄物処理業

事業の区分:
中間処理(焼却、混合、破砕・焼却、乾燥・焼却、脆化・破砕・選別、脆化・破砕・選別・焼却)

産業廃棄物の種類


焼却に係るもの
燃え殻、汚泥、廃酸、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残渣、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん
以上14種類(特別管理産業廃棄物であるものは除く。)

混合に係るもの
ばいじん
以上1種類(特別管理産業廃棄物であるものを除く。)

破砕・焼却に係るもの
廃プラスチック類
以上1種類(特別管理産業廃棄物であるものを除く。)

乾燥・焼却に係るもの
(ア)汚泥
(イ)動植物性残渣
以上2種類(特別管理産業廃棄物であるものを除く。)

脆化・破砕・選別に係るもの
(ア)廃プラスチック類
(イ)金属くず(廃プラスチック類に付着したものに限る。)
(ウ)ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず(廃プラスチック類に付着したものに限る。)
以上3種類(特別管理産業廃棄物であるものを除く。)

脆化・破砕・選別・焼却に係るもの
(ア)廃プラスチック類
(イ)金属くず(廃プラスチック類に付着したものに限る。)
(ウ)ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず(廃プラスチック類に付着したものに限る。)
以上3種類(特別管理産業廃棄物であるものを除く。)

施設の種類及び能力

焼却施設一式 処理能力 3,300t/日(1,100t×3基)
混合施設一式 処理能力 135t/日
破砕・焼却施設一式 処理能力 108.2t/日
破砕・焼却施設一式 処理能力 49.2t/日
乾燥・焼却施設一式 処理能力 95㎥/日
脆化・破砕・選別施設一式 処理能力 24t/日
脆化・破砕・選別・焼却施設一式 処理能力 24t/日

汚染土壌処理業

事業の範囲

1.
汚染土壌処理施設種類
セメント製造施設
浄化等処理施設(不溶化)
2.
汚染土壌処理施設の
処理能力
セメント製造施設 140t/h 3,300t/日(24時間)
浄化等処理施設(不溶化) 140t/h 3,300t/日(24時間)
3.
汚染土壌処理施設に
おいて処理する汚染土壌の
特定有害物質による
汚染状態
カドミウムおよびその化合物、六価クロム化合物、セレンおよびその化合物、鉛およびその化合物、ヒ素およびその化合物、ふっ素およびその化合物、ほう素およびその化合物(溶出量、含有量のいずれも上限なし)

手続きフロー

01
お客様からのご相談、お引き合い
02
弊社リサイクル担当営業と詳細なお打ち合わせを行います
(必要に応じ、発生現場の確認、成分分析を行います)
03
テスト処理を実施し、試用テストを行います
04
最終的な受け入れのお打ち合わせを行います
(当社での処理状況をチェックします)
05
受託契約締結
06
リサイクル処理開始

専用ヤード内の建設発生土

廃プラスチック粉砕設備

廃プラスチックの受入作業

DC環境サービスのリサイクル設備

DC環境サービス

会社概要

商号
株式会社DC環境サービス
設立
平成20年3月6日
資本金
1,000万円
所在地
栃木県那須郡那須町大字高久甲379番地5
本社
電話番号
TEL 0287-63-3768 
FAX 0287-62-7305
主な事業
1.コンクリートブロックの製造
2.産業廃棄物中間処理業
3.産業廃棄物中間処理コンサルタント業務
4.路盤材の製造販売
5.前各号に付帯する一切の業務
役員
代表取締役社長 野川 純
常務取締役 伊藤 恵夫
取締役 國分 毅
監査役 武石 康宏
株主
株式会社デイ・シイ
許認可
「産業廃棄物処分業許可」 栃木県・許可番号 第00920142703号

中間処理(固形化、破砕)中間処理の方法は以下のようになっています。

中間処理の方法は以下のようになっています。

1. ばいじん 固形化 23t/日
2. 燃え殻 固形化 42t/日
3. 汚泥 固形化 96t/日
4. がれき類 固形化 8.15t/日
5. ガラスくず等 固形化 8.15t/日
6. 鉱さい 固形化 8.15t/日
7. がれき類 破砕 464t/日
8. 鉱さい 破砕 608t/日
9. ガラスくず等 破砕 320t/日

事業スキーム

DC環境サービス作業スキーム

排出事業者

(株)DC環境サービス

製品販売
ブロック・路盤材用骨材等
排出事業者
ばいじん
燃え殻
汚泥
がれき類
ガラスくず等
鉱さい
営業代理店
廃棄物収集
中間処理
(コンクリート固化)
ばいじん
燃え殻
汚泥
がれき類
ガラスくず等
鉱さい
中間処理
(破砕)
ガラスくず等
がれき類
鉱さい
製品販売
ブロック・路盤材用骨材等

中間処理施設処理方法概要フロー図