セメント事業
高度な技術で低炭素社会・資源循環型社会の
形成に寄与する製品づくり
セメント事業の生産拠点は、京浜工業地帯のほぼ中央に位置する川崎工場です。
操業開始は、1917年(大正6年)と古く、国内セメント工場の中でも有数の長い歴史を誇ります。それからおよそ一世紀の間、震災、戦災、公害問題など、幾多の試練や苦難、時代の変化を乗り越え今日に至っています。
川崎工場では、国内最大の消費地である首都圏臨海部に立地する唯一のセメント工場という特色と、高炉スラグ(製鉄所から発生する副産物)利用に高い技術力とノウハウを有するという強みを持っています。
現在では、年々深刻化する環境問題に対応するべく、このような立地の優位性と技術力をフルに活かし、産業廃棄物や副産物、建設発生土などの有効利用の拡大を進め、セメント・混和材・地盤改良材をはじめ、年間約150万トンの各種製品を製造し、社会基盤整備の役割を担っています。
今後も、お客様ならびに地域社会に貢献するため、これらの経営資源を最大限に活かし、デイ・シイ川崎工場は、「D:ダイナミック」かつ「C:クリエイティブ」に事業活動を展開いたします。