環境への取り組み

デイ・シイグループは、経営理念として「関係する人々の信頼を得、そして広く社会に貢献する」を掲げ、環境方針では「企業活動を通じて地球環境および地域環境の保全に努め、低炭素社会形成への貢献と地域社会との共存共栄」を掲げております。

この経営理念・環境理念に基づき、当社グループは、人々に安心で快適な暮らしを支える社会の基盤である建設資材を提供しています。

低炭素社会形成への取り組み

製鉄所で鉄鉱石を溶融・還元する際に発生する高炉スラグを使用することにより、セメントの製造工程で発生するCO2排出量の低減とセメントの主原料である石灰石資源の使用数量を抑制することができます。

当社川崎工場では、このスラグを利用して省資源、省エネルギー型の高炉セメントの製造を1929年より開始しており、その歴史は90年近くに及びます。

この蓄積したノウハウに基づき、環境配慮型のスラグ関連製品の製造・販売に引き続き注力してまいります。

また、川崎工場では2015年4月より天然ガスによる発電設備(システム出力7,800kw)を設置し発電を開始しました。天然ガスはクリーンエネルギーであるとともにCO2、NOx、SOxの排出量も少なく、電力費の低減はもちろんのこと、夏場の電力制約期間における電力不足による製造の機会損失回避もできるものと期待しています。

高効率の竪型スラグ粉砕機

高効率の竪型スラグ粉砕機

さらに、2014年の栃木県那須太陽光発電所(出力1,500kw)、千葉県東金太陽光発電所(出力1,000kw)の設置に続き、2015年9月、川崎工場に廃棄物処理建屋の屋上に太陽光パネル(出力416.5kw)を設置しました。

今後も、クリーンな再生可能エネルギーの活用に取り組んでまいります。

天然ガス発電設備

天然ガス発電設備

太陽光発電設備

太陽光発電設備

循環型社会構築への取り組み

当社川崎工場は「浅野セメント川崎工場」の操業開始から1世紀、最大の消費地であると同時に、多量の廃棄物排出地である首都圏を事業基盤としている日本で唯一の都市型セメント工場です。

かねてより企業や自治体などの近隣地域から発生する産業廃棄物、副産物および廃プラスチック等を代替原燃料として利用を進めており、2014年には、今まで処理が困難であった含水率の高い汚泥についても、セメントの原燃料化が図れる設備を設置するなど、循環型社会構築の先駆者としての歩みを更に進めています。

廃プラスチックの投入

廃プラスチックの投入

緑化への取り組み

当社グループでは、千葉県にあるコンクリート用骨材の砂利採取事業所において、砂利採取跡地を豊かな森林へ復元する事を目的として、植生復元を積極的に進めています。

また、常に緑化最適植栽種を研究するとともに、肥料木やバイオマスエネルギーへの利用が可能な植栽種のフィールド試験も行っています。

砂利採取跡地の緑化工事

砂利採取跡地の緑化工事

工場の緑化

工場の緑化

これからも当社グループの先人たちが築いてきた信用、技術、経験、資産、価値を最大限に活かし、首都圏における産業廃棄物・副産物の積極的な利用、環境配慮型製品の提供、各物流拠点のネットワークを活用した効率的な物流体制の構築などにより、社会全体の環境負荷低減に貢献すべく、グループ一体となって取り組んでまいります。

デイ・シイの環境方針

環境報告書